easy mobile
1999.05.05
◇ <埋め草不定期連載> モバイル失格「<無頼篇> カジュアルにケータイする」
written by しおばらひろあき
世間は浮かれに浮かれていたゴールデンウィーク。私はといえば自
宅兼事務所の引っ越しで丸々つぶれてしまった。一昔前なら移転作
業中は電話もままならず不便だったろうが、今や国民の三分の一が
携帯電話を所持している時代。私もすっかりお世話になった。荷物
の上げ下ろしをしていようが、書類手続きで出歩いていようが、い
つでも連絡が取れるのだから携帯サマサマだ。24時間身につけて放
さない日々が続いている。
こんなときだからこそ、携帯を“着こなす”ファッションにはこだ
わってみたい。今回は、(私を含む若干一名により)次代のファッ
ションリーダーと噂されている私が、タイプ別に携帯着こなし例を
まとめてみた。今後の携帯カジュアルライフの参考になれば幸いで
ある。
タイプA.「尻ポケットに入れる」
もっともオーソドックスな着こなし例。特に、ボトムがジーンズで
ある場合にワイルドさ・セクシーさを強調したいとき有効。
欠点:最近太り始めた私の場合、尻ポケットが圧迫されるので携帯
電話を落としやすい。
タイプC.「ボトムの前ポケットに入れる」
ズボンの前ポケットにそっと忍ばせる。ヒップに物を入れるのに抵
抗がある、ちょっとアダルトなあなたでもOKの着こなしだ。
欠点:最近太り始めた私の場合、そもそも前ポケットに挿入するこ
とができない。ムリに入れるとしゃがめなくなるという致命的な弱
点もある。
タイプC.「胸ポケットに入れる」
胸ポケットつきのシャツを着ているときにオススメ。特に、お気に
入りの携帯用ストラップをポケットのすきまからわざとのぞかせる
などするとgood。
欠点:最近太り始めた私の場合、ふくよかなバストラインが強調さ
れてしまう。女性ならいいかもしれないが、私は男性なのでこれに
は問題がある。
いくつか見てきたが、いずれの場合も最近太り始めた私には不利と
言わざるを得ない。これには携帯電話メーカーに再考を促したい。
携帯電話とは、肌身離さず「携帯」できるからこそ携帯電話と呼べ
るのである。しかし、たかだが(ひみつ)キログラムほど標準体型
から離れてしまっただけで携帯できなくなるとは、イカガなものか。
全体をゴムなどの柔らかな素材で作り、多少“ふくよかな”(デブ
と言ってはいけない)体型でもポケットに入れやすくするなどの工
夫をしてほしいものだ。それができないなら、携帯電話を再度“大
きく”して、ふつうの人でもポケットに入れづらくするなどの配慮
が必要だろう。現状では、ふくよか体型の人と標準体型の人とのあ
いだに不当な格差が生じてしまっている。ウェスト32以上のジーン
ズを置いていないカジュアルウェアショップともども、猛省して善
処していただきたいと感じる今日この頃なのである。
……京太のちょっと一言……
爆笑してしまったのは、私だけではないはず。しかし私も携帯電話
の持ち歩き方ってなやんでいるんですよ。皆さんどうしています?
ハンドバックに入れていると、音に気がつかないことも。首からぶ
ら下げている人もいるけど、若い人ならともかく、あまりかっこよ
くないよねぇ。うーん。
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